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長身女性の小説

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バレー少女のインタビュー4

 引退から復帰、そしてまた引退。
鈴木愛選手の復帰によって三大会連続金メダルという快挙を成し遂げた日本女子バレー。
しかし、鈴木選手はまたもや引退という選択をしてしまう。
今は大学を卒業して幼稚園教員になっているのであろうか。
いろいろと現況や引退についてインタビューすることができた。

-お久しぶりです。鈴木選手にインタビューするのも4回目を数えました。

「おひさしぶりです。もう4回目なんですね。でももっと会ってるような気がしますけど。」

-それは褒め言葉と受け取ってよろしいんですかね?ところで前回のオリンピックでは見事復帰から金メダルを
獲得されましたね。

「もちろん褒め言葉です。嫌なことも言われるけど、話してると楽しいんです。前回のオリンピックで復帰することを
決めたのは田中さん(インタビュアーのこと)に前回のインタビューで言われたことがあったからなんです。」

-それはどういう?

「他の選手を格下に見てるって言われて、そうなのかなと思うところはありました。バレーのことを馬鹿にしてるのかな
とも思いましたし。だからもう一度、本気でバレーに打ち込んでみようと思ったんです。」

-私の言葉がきっかけになったのなら、私も金メダルに貢献したってことですかね。

「もう(笑い)私が復帰しただけで、そこまでのことじゃないですよ。」

-それで今回の引退については?

「オリンピックで3回も金メダルを取らせてもらったし、バレーに関してはやれるだけやったという気持ちがある
ということと、保育士として働けることが決まったのでそれ一本に打ち込みたいと思ったんです。
2つのことを同時にやれるほど器用じゃありませんから。」

-保育士になれたんですね!おめでとうございます。巨大保母さんの誕生ですね!

「やめてくださいよ、もう。すぐそんなこと言うんだから。」

-いやいや、すいません。でも幼稚園教員じゃなくて保育士になったんですね。

「はい。小さい子が好きなのでどちらでも良かったんですけど、保育園の方に空きがあったので。
保育園だと1歳未満の小さな子もいたりしてとても可愛いですよ。」

-そんなに小さい子もいるんですね。鈴木さんの靴をベビーベットと間違えなければいいですけど。

「間違えません!」

-でもベビーバスがないときに代わりに使えそうですよね。

「使えません!もう。ほんとにひどい事ばっかりいいますね。」

-いやいや、これが私の愛情表現なんです。好きな子には意地悪をしたくなるという。

「それが許されるのは小学生までなんじゃないですか?ほんと冗談が好きですね。」

-そうそう、靴の話題が出て思い出しましたけど、おめでとうございます。

「ありがとうございます???何の話ですか?」

-もちろん、鈴木さんがギネスブックに現存する世界一背の高い人間として認められたことですよ!

「もう、ぜんぜんおめでたくありません。私はすごい嫌だったのに・・・」

-まあ、なんであれ世界一になるのはいいことですよ。265cmでしたっけ?

「263cmですっ!勝手に伸ばさないでください!」

-すいません。ちょっと勘違いしてただけですよ。靴のサイズは55cmでしたっけ?

「52cmです!もうほんとにやめてください。」

-ほんとわざとじゃないんですよ。鈴木さんはサバを読む癖があるし・・・

「今回は読んでませんよ。ギネスの人に測ってもらったんですから。」

-でももうその測定から1年以上経っているので、伸びているのでは?

「やめてくだい。もう伸びてないはずです・・・」

-そういえば、保母さんのしごとはどうですか?うまく行ってますか?

「そうですね。最近は子供とも慣れてきて大変仲良くやってます。子供は大きな人が好きみたいで、結構人気者なんですよ。」

-ここにも大きな人が好きな人いますよ。最初からうまく言ったんですか?

「それが、最初は散々だったんですよ。いきなりデカイ保育士が登場したもんだから、怖がる子供が続出して
大泣きが始まったんです。ひどい子は食べないでって叫んでいましたし。」

-食べないではひどいですね(笑い)何か他に何かありましたか?

「そういえばさっき靴の話題が出てたんで思い出したんですけど、みんなでかくれんぼをした時があったんです。
私が鬼になって子供たちを探してたんですけど、一生懸命私の靴の中に隠れようとしてた子がいたんですよ。」

-(笑い)鈴木さんの靴だったら入れると思ったんでしょうね。

「いくら子供が小さくて、私の靴が大きいからって入るのは無理ですよ。」

-でも赤ちゃんだったら入れるでしょう。やっぱりベビーベットとして・・・

「はいれません!靴の中に人を入れるなんて・・・もうこの話はやめてくださいね。」

-はいはい。わかりました。仕事以外でも何かありましたか?

「今の保育園に入った時に、歓迎会してもらったんですけど私ってお酒が弱いんですよ。それまでもほとんど飲んだことがなくて。こんなにデカイ図体してるから相当飲めるんだろうって思われるんですけど、すぐ赤くなっちゃいますし。
でも私の歓迎会だし、ある程度は飲まないとならないと思ってたんで、最初の乾杯の時の中ジョッキを一気に飲んじゃったんです。そしたら一気に酔っ払っちゃって、私はその後の記憶が殆ど無いんですけど先輩に聞いたところではすごい陽気になったそうです。
それでいろいろ騒いでたらしいんですけど、何を思ったか歌を歌いますって叫んで勢い良く立ち上がったらしいんです。勢い良く立ち上がったもんだから、そのまま勢い良く天井に頭をぶつけちゃって・・・ふらふらしながらダウンです。
先輩を3人下敷きにして抜け出すのに大変だったらしいです。救急車呼ばなきゃって思って私を見たらスースー寝てたそうです。
でもその店が閉店ってなった時に私を起こそうとしたんですけど、どれだけ揺さぶっても大声出しても起きなくて、仕方がない
から運ぼうってなったけど、重たすぎて動かないし、車に乗せようにも大きすぎて無理だろってことでそこに置いていかれたんです。
私が気づいたときは朝でした。店長さんには悪いことをしちゃいました。」

-普通ではありえない話ですね!天井に頭をぶつけるとか。

「まあ普通の人はぶつけられないでしょうね。でもこの体だといろんな所が低かったり狭かったりして大変なんですよ。
とくに困ることがあるのはトイレかな。」

-はあ。やっぱり、大きすぎて流れて行かないとかあるんですか。

「そうじゃありません!そんな話をしたんじゃないです!個室が狭いところは入りづらいんです。体重も重いから
便座を割ってしまいそうになるときもあるし・・・」

-やっぱりいろいろあるんですね。そんな体験したくても普通はできないですから。

「田中さんも一日ずっと80cmくらいの竹馬に乗って生活をしてみたらどうですか?私の大変さがわかると思いますよ。」

-それは想像しただけでも大変そうです。建物の中じゃまっすぐ立てなさそうですし。

「そうですよ。私がまっすぐ立てる建物なんてほとんどないです。体育館とかぐらいしか。家の中ではほとんど
四つん這いで行動してます。」

-それは腰が痛くなりそうですね。いろいろと苦労されてるんですね。

「はい。田中さんも少しは分かってくれましたか。」

-それはもう。でも大きくてよかったことだってあるでしょう。

「そんなのないですよ。でもバレーで活躍できたのは大きいからかもしれないですけど。日常生活ではないといっていいですね。
男の人にもこわがられたりするし・・・」

-彼氏はいないんですか?大きな人が好きな男って結構いるんじゃないですか?

「いないですね。大きな女性が好きって言っても限度があるんじゃないですか?だいたい170cmくらいのモデルみたいな女性
が好きみたいな。」

-そんなもんですかね。少なくともここにはとてつもなく大きな女性が好きな男がいますけどね・・・

「えっ???まあでも、一生独身も覚悟してますからそんなにきにしないようにしてますけどね。」

-うーん。鈴木さんは彼氏が欲しくないんですか?

「欲しくないわけじゃないですよ。欲しいです。でもこんな私を好きになってくれる男性がいるとは思えないし・・・」

-じゃあ、鈴木さんと付き合いたいっていう男性が現れたらどうします?

「それは・・・その人がどういう人かによるのかなと思いますけど。でも、誰とでもなんでもってわけじゃないですけど、
告白されたら舞い上がって即OKしちゃいそうですね(笑い)」

-実は鈴木さんのことを好きで、付き合いたいって思っている男を知っているのですが。

「ホントですか?どこにいるんですかその物好きな人は。ほんとに存在するのなら紹介してほしいです。」

-それは私です。

「えっ?えっ?えーーーーっ?何?何?何?どういうことなんですか?なんだかよくわかんなくなってきたんですけど。」

-つまり簡単に言うと、私は鈴木さんが好きなので付き合ってください。

「えエエエエエエエエーーーーーー?????本気で言ってるんですか?冗談で言ってるんだったら相当タチが悪いですよ。
今すぐに謝ってください。」

-もちろん本気です。真剣に告白したんですけど。

「えっ?信じられない・・・だって田中さんは私のこと嫌いなんじゃないですか?」

-なぜそう思ったんですか?結構好きだって言ってたと思うんですけど。

「だって・・・意地悪なこと結構言うし。田中さんみたいなかっこいい人が私みたいなのを相手にしないと思ってたし。」

-さっきも言いましたけど、意地悪は愛情の裏返しなんですよ。それにそんなかっこよくはないですよ。もうおじさんだし。

「でも・・・私どうしたら・・・あの・・・その・・・」

-鈴木さんは私のこと嫌いですか?

「嫌いとかそんなんじゃないんですよ!こんな事態を想像したこともなかったし、ホントにどうしたら良いかわからなくて。
もうすごいドキドキが止まらなくて、わけがわかんなくて・・・」

-確かに顔が真っ赤になってますね。こんなに赤くなれるのかってぐらい。

「ホントですよ!田中さんが変なこというから・・・」

-嫌だった?

「嫌じゃないんですよ。もう頭に血が登って、心臓が張り裂けそうになってるし。すっごい心臓の鼓動が速いんですよ。
ほら、触ってみてください(と田中の手を取り自分の胸に押し当てる)」

-えっ?(うわ、すごいやわらかいし大きい)すごい速さですね。ですけど、いいんですか?

「何がですか?うん?あっ!すっすいません!変なとこ触らせちゃって。もう気が動転しちゃって何をしてるかわかんないです。」

-あの、そんなに深く考えないで。いきなり結婚しようってわけじゃないんで、とりあえずは友達から・・・

「そうですか、そうですよね!私ったら何をそんなに焦ってたのかしら。あの、そういうことであればもちろんいいですよ。」

-よかったあ。断られたらどうしようかと思ったので、なかなか言い出せなかったんですよ。

「そうだったんですか。全然そんなこと思いもしなかったです。」

-じゃあ、早速なんですけどデートしてもらえますか?

「デッデデデデデデデ、デート?????ホントですか?私、デートって言われても何をしたらいいのか・・・
何をやったらいいのか全然わかんないんですけど、ホントどうしたらいいんですか?」

-あの、そんなにパニックにならないで。要するにどっか遊びに行こうってことですから。

「そっか、そうですよね!また私ったら何を考えてたのかしら。あーはずかし。」

-ハハハッ。そんなに焦らないで。これからよろしくお願いします。

「あの、こちらこそ、こんな私ですけど、こんなにでっかいですけど、よろしくお願いします。」

 もうインタビューとか関係なくなってしまってすいません。
鈴木さんの魅力にまいってしまいました。
これからの二人をあたたかく見守ってくださいねm(_ _)m


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  1. 2011/08/25(木) 02:08:34|
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