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長身女性の小説

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成長記録6

 バレーボールの試合を見に行ってから、少し落ち込む日々が続いていましたが
一月もすると本宮選手から手紙とサイン入りTシャツをもらえたこともあって立ち直っていました。
舞衣はその送られてきたものを見て大変羨ましがっていました。
私自身はバレーは金輪際しないでおこうと決めていたのですが、本宮選手がかっこよかった
ことしやさしかったのでファンになって、バレーを見るようにはなっていました。
ただ、このTシャツは着るのがもったいなくて大事にしまっていたのですが、1年後ぐらいに
袖を通してみたらもうきつくて外には着ていけなくなっていたのは超ショックでした。

 バレーを見に行ってから約一年後、中学2年の冬のことです。
その頃、私は何cmになっているのか怖かったのでほとんど身長を測っていませんでした。
ただ、服や靴がしょっちゅうキツくなって新しいものが必要になっていたので伸びていると
いうことだけは感じていましたが。
舞衣も私の身長については何も言わなくなっていたので、気にしないようにしていました。
舞衣との身長差は開いてない様な気がしていたのでそんなに伸びてないと思っていたのです。
ところが、舞衣があるとき身長を測ってみると198cmにまで伸びていたのです。
となると私も10cmは伸びているのかと何とも言えない暗い気持ちになりました。
実際に数字を叩きつけられた舞衣はもっと落ち込んでいるようでした。
そしてぼそっと、
「2mは超えたくないな・・・」
と言ったのです。
そして言ったあとハッと気がついたように私の顔を見て、
「あっ、あの別に気にしないでね。そんなつもりで言ったんじゃないから。」
と言いました。
私はそんなつもりってどんなつもりなんだろうとか思ってちょっと嫌な気分になりましたが、
よく考えてみると私からみれば舞衣はまだまだ小さな女の子ですが、私がいなければ学校でも
ダントツに一番背の高い生徒ですし、おそらくは日本中探しても滅多にいないほどの高身長なのです。
そう思ったら、嫌な気分も消えて
「うん。別に気にしてないよ。舞衣ちゃんも気にしないでね。」
と言っていました。

 それから何日かたったある日、バレー部の顧問の斉藤先生が私の前にやって来ました。
斉藤先生を見るとどうしてもバレー部の勧誘にしか思えなくて、私は身構えてしまいました。
「おいおい、そんなに怖い顔しないでくれよ。バレーの勧誘に来たんじゃないから。」
「本当ですか?どうしても斉藤先生を見るとそれしか考えられなくて・・・」
「本当だよ。もう無理にバレーに誘うのはやめたよ。色々と迷惑もかけたし、な。」
「あっ、いや、そんな迷惑だなんて。私はもうなんとも思っていませんから。」
「そうか。それならいいんだが。ところで、今日来たのには訳があるんだ。」
「何ですか?何かあったんですか?」
「まあ何かあったと言うか、前に会った本宮君のこと憶えてるか?」
「はい。あのバレー選手の本宮さんですよね。もちろん憶えてますよ。」
「その本宮君が、君に会いたいって言ってるんだ。」
「私にですか?なぜですか?バレーに誘われるとかじゃないですよね・・・」
「それはないだろ。まあ、どういう理由で会いたいって言ってるのか詳しいことは俺にもわからんのだが。」
「そうなんですか。まあ別に会うのは構わないですけど。でも、庄司選手は一緒じゃないですよね?」
「まさか一緒に来るってことはないだろう。じゃあ、いいってことで連絡しておくよ。
日時や場所とか理由もわかれば聞いておくから。」
「はい。じゃあそれでお願いします。」
というやり取りがありました。
あのいろいろと忙しそうな本宮選手が、なんで私なんかに会いたがるんだろうと思いました。
もしかして私のこと好きになっちゃったとかだったらどうしよう~とか妄想していると、
相当ニヤニヤしてたんでしょう、舞衣が
「どうしたの?百合香ちゃん。見たことないくらいうれしそうな顔してるけど。なんか赤くなったりしながら。」
「いやいや、別になんでもないよ。特にニヤニヤしてないし~」
「絶対してるよーなんかいいことあったんじゃないの?教えなさいよ~」
「まあ、そんなにいいことかどうかわかんないんだけど、本宮選手が私に会いたいって言ってるんだって。」
「まじで!あの本宮選手が?めちゃくちゃいいことじゃん!羨ましい~」
「まあ、でもどうして会いたいのかよくわかってないからね。そんなに喜べないよ。」
「さっきまですっごいニヤニヤ、ニヤニヤ嬉しそうな顔してたくせに。どんな理由だろうと本宮選手と会えるって
だけで超羨ましいんだけど。」
「そう?でも前回あったときのことがあるからね。あの時はあのあと落ち込んだから。」
「でもあれってほとんど庄司選手のせいでしょ。今度はいないだろうから大丈夫じゃない。」
「うん。そうなんだろうけどね。舞衣ちゃん本宮選手に会いたいんだったら、一緒に行っていいか聞いてみよっか?」
「ほんとにイイの?会わせてもらえるんだったら嬉しいけど。でも愛の告白だったらお邪魔じゃない?」
「そんなんじゃないって~(テレ)本宮選手だったら彼女いるだろうしさ。それに年齢だって全然違うしね。
私まだ中学生なんだから犯罪になるんじゃないの?」
「そう言われてみればそうだよね。でもさ、私達みたいな大きな女の子相手でもロリコンっていうのになるのかな?」
「どうなんだろうね。そういうのとはチョット違うようなきがするけどね。」
「まあともかく、百合香ちゃんさえ良ければ私も本宮選手に会えるように頼んでよ。」
「うん。わかったよ。ちゃんと頼んでおくからね。」
と浮かれてこんな話をしていたのでした。

 そして数日後、斉藤先生がやって来ました。
「本宮君から返事があったぞ。」
「それで、どういう内容だったんですか?」
「なんでも会わせたい人がいるそうなんだ。詳しいことは内緒だと言われたけどな。」
「会わせたい人?どういうことですかね。まさかバレー関係者じゃないですよね。」
「それはないと思うぞ。もうバレーをする気はないってはっきり言っておいたし。まあ詳しいことはわからんが、
本宮君のことだからそんな怪しい相手だったりすることはないと思うが。でももしも嫌だったらそういうぞ。」
「いや、そんなことはないですよ。私も本宮さんは信用できそうな人だと思いますし。それと、舞衣のことは?」
「ああ、あんまり大勢連れてこられると困るって言ってたけど、その子だけなら別にいいって言ってた。」
「そうですか。それは良かったです。で、いつどこで会いますか?」
「あまり人目につくところは嫌らしいから、俺の家はどうかなって思うんだが。今度の土曜日に。」
「今度の土曜日は大丈夫なんですけど、先生の家とかご迷惑じゃないんですか?」
「いや、大丈夫だよ。そしたら、迎えに行くからよろしくな。」
「はい。わかりました。よろしくお願いします。」
これを舞衣に伝えると大喜びしていました。
一方私は先生の家で会うってことは愛の告白の可能性はないなってちょっとがっかりしてました。
でも久しぶりに本宮さんに会えるし、会わせたい人って誰だかわからないけれどそれも楽しみでした。

 
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  1. 2011/10/07(金) 03:07:42|
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