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長身女性の小説

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ある超長身女性の1日(2)  112wさん投稿作品

【ジリリリリリ!】
けたたましく鳴り響く目覚まし時計。
布団の中から、その時計を覆い尽くさんばかりの大きな手が伸びてきて、ベルを止めた。ベルを止めた後、また布団に入っていく巨大な手。
【ジリリリリリ!】
5分後、また鳴り響く目覚まし時計。
先ほどと同じように伸びてくる手。
しかし、今度は止めた後、大きな手で時計を包み込んだまま止まっている。
しばらく経って、布団の中から声が聞こえてくる。
「う…うぅ~ん…」
声が聞こえたと同時に布団の上からは、白く長い指が特徴的な大きな手、下からは白く綺麗なそれでいて大きな足がにゅっと出てきた。
「う!寒い!」
どうやら布団の中で伸びをした際に足が飛び出てしまったようだ。すぐに引っ込む足。
「あーぁ、目が冴えちゃった…。せっかくの休みなのに…」
ボサボサになっている髪を掻きながら、布団から起き上がる女性。滝沢小夜、25歳。
今日は日曜日。会社は休みなので、ゆっくり寝ていようとしていたが失敗に終わってしまった。
「…顔、洗お…」
もそもそと布団から出てくる小夜。
【ガンッ!!】「痛っ!」
立ち上がったときに天井からぶら下がっている電気に頭をぶつけてしまった。滝沢小夜、身長256cm。
「…。はぁ…」
普通の人なら頭上にあるはずの電灯。小夜は完全に立ち上がる前に後頭部に当たっている。自分の大きさに呆れてため息をつく小夜。
【バシャバシャ】その大きな手では隠れてしまいそうな小さい顔を洗う小夜。
普通に立ったら洗面台の上辺は膝ぐらいで使いにくいので、小夜は膝立ちで使っている。
「ふぅー!さっぱり!」
タオルで顔を拭き、今度は歯を磨く。
【1】の通り、相変わらず小さく見える歯ブラシ。しかし、小夜の小さい顔と比べるとやはり普通サイズという事がわかる。
全て終わって、膝立ちのまま台所へ向かう。
「パンでいいか。」
自分の手のひらより小さいパンをトースターに入れ、玉子焼きを作る。
小夜の為に特別に作られた椅子に座り、フライパンを操る。小夜が使うとまるで、ままごとの道具のようだが全て本物だ。
「いっただっきまーす♪」
明るい声で食卓に向かう。テーブルの上には、パン4枚・玉子5つを使った特大玉子焼きや昨日の残り物らしきおかずが並ぶ。
テレビを見ながら、どんどん食べていく小夜。あれだけあった食べ物はあっという間に小夜のお腹の中に消えてしまった。
朝食の後片付けをし、洗濯を始める。
「うんしょ、うんしょ。」
小夜の体に合わせた巨大な洋服が洗濯機に入れられる。Tシャツや靴下、下着など全て、普通の倍のサイズだ。
「ふぅ~…ひとまず休憩。」
洗濯機が回っている間、ファッション誌をペラペラめくる。
「あ、コレかわいい♪チェックチェック…」
気に入った洋服に赤ペンで丸をつけていく。
以前はファッションには完全に無頓着で、あまり興味も無かった小夜。
しかし、たまたま見に行ったバレーボールの試合で本宮さんと会ってからは変わった。
------------
バレーボールにはあまり興味がない小夜だが、先輩にほぼ無理矢理に連れてこられた試合会場。長身(小夜より大きい人はいないが)の選手達がコートを縦横無尽に動き回っている。
興奮する先輩の横で大きな体を縮こませている小夜。
「(後ろの人、見えづらいだろうなぁ…)」
小夜の後ろの席の人は立ち上がっても、座った小夜の頭に届いていないようだ。頭を左右に動かしながら観戦している。

試合終了後、スタッフから試合会場の体育館の人気の無い通路に呼ばれた小夜。
「(何で私が…?嫌な予感…)」
これまで小夜の長身目当てに幾多のバレーチームからお誘いがあっただろう。超長身の小夜だが、運動はからっきしなので、今まで全て断っている。
小夜1人では不安なので一緒に見に行った会社の先輩にもついて来てもらった。
通路の奥に人影が見える。そこで待っていたのは、ついさっきまで試合をしていた本宮さんだった。
「あ!あの!大好きです!付き合ってください!」
本宮さんは小夜を見るなり、大きくお辞儀し、右手を差し出した。
「…え?え、えぇーっ!!」
あまりに唐突な告白に戸惑いを隠せない小夜。
本宮さんと言えば、テレビや誌などで『イケメン選手』として紹介され、人気実力ともにNo.1のバレー選手。その人に告白されたのだ。
「おっと…突然すいません。私は本宮直也と言います。年齢は…」
自己紹介を始める本宮さん。一方、小夜は未だに放心状態だ。本宮さんの言葉は右から左に流れている。
「(小夜!小夜!ちゃんと聞いてる!?あんた、あの"本宮さん"に告白されてるんだよっ!)」
放心状態の小夜のウエスト辺りから先輩の声が聞こえる。
「(はっ…!私、告白されてるんだ。…?こくはく?コクハク?KOKUHAKU??…何それ??)」
人生初の体験に混乱気味の小夜。頭の回りをヒヨコが回っている。
「…あの…聞いてますか?…あ!すいません!僕ばっかり喋っちゃって!お名前はなんて言うんですか?」
一方的に話していた本宮さんが小夜の顔を覗き込む。
「え?あっ!?な、名前ですかっ!?名前は…たっ、滝沢…小夜って言います。小夜は小さい夜って書きます!よっ!よろしくお願いします!」
顔を真っ赤にし、耳まで赤くしながら、一気に自己紹介する小夜。最後の方は、何かよくわからなくなってしまった。
「(小夜!落ち着きなさい。何、言ってるかわかんないよ。)」
先輩が笑いながら、小夜のお尻をペシッと叩く。
「ちょ、ちょっとやめてくださいよ。落ち着きます、落ち着きますから。」
大きく深呼吸をして、落ち着きを取り戻す小夜。
落ち着いてよく見ると小夜より小さい本宮さん。さっき見ていた試合ではコートの中にいる誰よりも本宮さんは大きかったはずだが…。
単刀直入に聞いてみる。
「あの…こんな大きな私でも…いいんですか?」
本宮さんの正面に立って、背を比べる小夜。だいたい小夜の胸あたりに本宮さんの顔がある。
「はい!その大きさがいいんです!もう一度言います。大好きです!付き合ってください!」
正面に立った小夜をその腕で抱きしめ、再度告白する本宮さん。
「え、あっ…。じゃ、そんなに言うんなら…」
その言葉を聞いた先輩が、また小夜のお尻を叩く。
「(こら!小夜!何だその態度は!OKなの?嫌なの?ちゃんと言いなさい!)」
先輩の迫力に押され、慌てる小夜。一つ咳払いをして答える。
「こんな私ですが、よろしくお願いします。大きな体の私を好きと言ってくれてありがとうございます。」
その答えを聞いた本宮さんは、
「ほ、本当!?やった!やった!じゃ、携帯の番号は…」
子供のようにはしゃぎ回る本宮さん、嬉しそうに携帯を取り出し、アドレスの交換をする2人。
後日、また会う約束をした小夜と本宮さん。
帰り道、浮かれすぎて色んな所に頭をぶつけてしまったが、痛みがわかったのは次の日の朝だったのは内緒だ。
------------
「…はぁ…ふふっ…」
本宮さんとの妄想デートにふけ、にやける小夜。
【~♪♪~♪~♪♪…洗濯が終了しました】
洗濯機から音楽とともに機械的な声が聞こえてきたところで妄想デートは終了した。
洗濯物の入った大きなカゴを持って、大きく体を屈めながらベランダへ出る小夜。
「う~ん!いい天気!」
洗濯物をハンガーにかけていく、と言っても小夜の巨大な洋服をかけるには限界がある。本当に乾いてほしいものだけを重点的にかけていく。
「あとは中か…」
天井付近に横に通された棒に巨大な洋服をかけていく。普通の人なら台に乗らなくてはいけない高さだが、小夜にとっては目線の高さだ。
部屋中に所狭しとぶら下がる巨大な洋服たち。それを見て満足そうに頷く小夜。
「よしっ!終わり♪」
手をパンパンッと叩き、カゴを片付ける。

「ふぅ…さて…続きを…」
床に座り、例のファッション誌をめくっていく小夜。
「これもいいなぁ…これは…ちょっと…」
小夜自身、ファッションには無頓着だが、似合う似合わないぐらいはわかる。
派手目な洋服は明らかに似合わない。その場にいるだけで目立つのに洋服でさらに目立つ必要はないのだ。そのことから小夜の洋服の色は落ち着いた色のシックなものばかりだ。
「う~ん…まだこんな時間かぁ…」
ファッション誌に一通り、目を通し終わった小夜。大きく伸びをしたあと、そのまま床にゴロンと寝転ぶ。それだけで部屋の端から端まで届きそうだ。
「(…お散歩にでも行こうかな…)」
せっかくのこの天気。家でゴロゴロしているのはもったいない。
天井からぶら下がる洋服たちを見上げながら、そんな考えが浮かんだ。

部屋着から着替えた小夜。
淡いオレンジ厚手のロングニットにジーンズとラフな格好だが、モデルを遥かに超えたスタイルの小夜が着ると、何故か様になる。
ロングニット、ジーンズ、共にもちろん特注品だ。
厚手のロングニットの上からでもわかる胸の膨らみ。大きな体の上に大きな胸。小夜自身は謙遜するが、結構、巨乳である。
そこから下はスレンダーで、それこそファッションモデルのようだ。145cmというサイズのお尻だが、その下に普通の女性ほどの長さの脚があるので大きくは見えない。
もし、身長があと70cm低ければスーパーモデルになれただろうスタイルだ。
「よしっ♪」
大きく屈みながら玄関に向かう。
1足で狭い玄関を埋め尽くしてしまいそうなスニーカー。その巨大なスニーカーに足を入れる小夜。
「あれ…おかしいな。」
買ったときに足に余裕を持ったサイズを注文したはずだったが、今現在、その余裕はなく小夜の大きな足にジャストフィットしている。
「私、まだ大きくなるの?」
止まらない成長に不安を抱く小夜。以前はそれだけで落ち込んでいたが、その小夜の大きさを愛してくれる人が現れてからは前向きにとらえられるようになっている。
「…。さ、行こー行こー♪」
気を取り直して、つま先をトントンと鳴らし、ドアを大きく屈んで出る小夜。
玄関を出て、通路に出る小夜。そこからは綺麗な青い空が見える。
「やっぱいい天気♪今日はどこまで行こうかなー♪」
通路に出ると、ある程度の高さがあるので(結構ギリギリだが)小夜でも屈まなくても歩ける。
ふんふん♪と鼻歌を歌いながら、外へ向かって歩いていく小夜。
ーーーーーーーーー
さて、超長身女性のお散歩…
どんなことを巻き起こすのやら…巻き起こるのやら…(^_^;)
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  1. 2012/02/20(月) 00:59:30|
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