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長身女性の小説

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マミ・ザ・ジャイアンテス

「ギ、ギブアップ。」
カン、カンカーン。
プロレスの試合会場に試合終了のゴングが鳴り響く。
『試合終了です!桜井マミこれで30連敗です!』
リングの中央でスタンディングスリーパーをかけられていたのが桜井マミ。
スタンディングスリーパーとはいってもマミは座っているのだが。
試合開始3分であっけなくギブアップしてしまったマミだが、デビューのときは期待の新人であった。
史上最大の巨人!というふれこみでどれだけ勝つのかと期待されたものだったが、30戦して1度も勝っていない。
なんと身長はあのジャイアント馬場よりも大きい2m12cm!これで期待するなというほうが無理であろう。
しかし、その実態は・・・
その巨体ゆえパワーだけは圧倒的だが、スピードがないので対戦相手を捕まえることもできず、後ろに回り込まれて
ローキックで膝をつかされ、絞め技でギブアップというのがマミ攻略のパターンだ。
一度だけ相手を捕まえたときは、ハイアングルからのボディスラムで初勝利かと思われたが、そのあとはパターンに
はめられ惨敗だった。
よって、マミに捕まると危険だがパターンで楽勝というのが対戦相手たちの共通の感想だ。
そのアイドルでもおかしくないような顔と超巨体、そのギャップでそれなりの人気はあったが、この弱さではもう引退
するのではないかという憶測が飛び交っていた。
超巨体であっても、まだ19歳の若き乙女にはプロレスの世界は厳しいものであった。



 「うっ、ぐすん。もう、やめます私。才能ないんですもん・・・」
控室でマミは泣きながらマネージャーへ訴えていた。
「まあそういうなよ。誰だって負けるときはあるよ。また頑張ろうぜ。」
マネージャーの見城雅紀は軽い感じで返答した。
マミはベンチに座っているが、雅紀は立っている。
それで二人の顔の位置はほぼ同じになっていた。
「いっつも見城さんはそういうけど、私、全然成長してないでしょ?」
「そんなことないだろ。デビューしてから2cmは伸びてると思うけど。」
「身長のことじゃないんですよ!テクニックとか全然身につかないし、動きが鈍すぎて・・・」
「そんなことなら気にしなくていいよ。実はこの後スペシャルな特訓を・・・」
そこまで言いかけた時、ドアがバン!と勢いよく開いた。

「マミ!今の試合はなんだよ!アタシの言ったこと全然できてないじゃん!」
と、入ってくるなり大声でまくしたてたのはマミの1年先輩でエース級の龍崎さやかであった。
「さやかさん・・・すいません。私・・・」
マミの返答を最後まで聞かずにさやかは雅紀へと矛先を変えた。
「見城さん!あなたどういうつもり?マミだけ特別扱いして自分で育てるって言っておいて、このざま?」
「まあ、落ち着いて。マミはまだ本気を出していないんですよ。」
「本気じゃない?あなた正気?30連敗もさせておいてよくそんなことが言えるわね。」
「これは僕のシナリオ通りなんですよ。」
「シナリオ通り?負け続けるのがあなたのシナリオなの?この先何十連敗するつもりなの?」
さやかはそうとうイライラしている様子であった。
「マミはこの後1年ほど休養させます。そしてその間に秘密特訓をするんですよ。」
「秘密特訓?そんなことで強くなれるんだったら誰も苦労しないわよ!何言ってんの!」
「ちょ、ちょっと落ち着いて。あの最弱レスラーのマミが最強にという演出ですよ。」
「だから、そんなことできるわけないって言ってんの。そんなことより私に預けなさい。徹底的にテクニックを教え込んで
強いレスラーにしてあげるわ。」
「まあ、さやかさんの言うことも一理ありますね。たしかにさやかさんに預ければそれなりに勝てるレスラーにはなりそうだ。
でも、僕が目指してるのはそんなもんじゃない。世界最強未来永劫語り継がれるようなレスラーなんですよ。」
「そんなことできるわけないじゃない。どうやってやるっていうの?」
「具体的な内容は秘密ですよ。まあ一年後を期待してくださいよ。」
「ほんとにねぇ・・・こんな人についていったら未来はないわよ。マミ。見限って私と来なさい。」
「マミ、僕の最強計画まであと一歩なんだ。ここで辞めるなんて馬鹿なこと言わないよな。」
いきなり二人から話を振られてマミはしどろもどろになった。
「えっと・・・あの・・・私、もうプロレスはやめようかなと思ってたんですけど・・・
でもここまで来たんだからあと一年だけ見城さんと頑張ってみようかなと思います。」
「マミ、正気なの?あんたこの男に人生滅茶苦茶にされるわよ。」
「大丈夫です。多分・・・それに滅茶苦茶になったら見城さんに責任取ってもらいますから。」
「えっ?責任?まあ、心配するな。僕についてくれば大丈夫だから。」


そうして翌日のスポーツ紙には桜井マミ長期休養の見出しが躍った。
はたして一年後、マミはテクニックとパワーを兼ね備えた最強レスラーになっているのだろうか・・・
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  1. 2013/06/25(火) 00:29:47|
  2. 短編
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